何となく映画の日に、映画館に行ってきました。
石山友美監督『少女と夏の終わり』(2012年)
http://www.shoujotonatsunoowari.com/
昨年の東京国際映画祭の「ある視点部門」に出展された作品だそうです。
ポレポレ東中野でまだかかっています。
俳優陣に味があり、景色も美しく、よかったです。
思春期の女の子が主役で、実際の女優/俳優さんも思春期に近いので
こういう時期の人に思春期を撮る意図で
カメラを向けるのはどうなのかなー、暴力的ではないかなと思いつつも、
やはりその時にしか出せない際どさがあるなぁ、とも思ってしまいました。
女性の監督だからと理屈をつけるのは浅はかですが、
マッチョないやらしい視線がなく、最後まで嫌な気持ちにならずに見れました。
妙に現実的で、共感できる人物描写などもあり、くすっと笑ってしまうおかしさもあり、
登場人物に愛着を覚える作品です。
ラストも好きだな。
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