2012年4月5日木曜日

2012年3月のやっつけ読書

こちらのブログに移動してから1年が経っていました。
私は時間がないとなかなかブログの行進が滞ってしまうのだけれど、
やはり、色々もう少し落ち着きが欲しいなぁ。
映画見てないなぁ。。

1.アラン・トラクテンバーグ著、大井浩二訳『ブルックリン橋 : 事実と象徴』(研究社出版、1977年)
Alan Trachtenberg, Brooklyn Bridge: Fact and Symbol
原著は1965年

19世紀末に完成したブルックリンブリッジの設計・建設に携わった人々、
橋を見て詩や絵を製作した人々のことなど。
19世紀に産業革命を迎える技術の進歩
花崗岩
ブルックリンは1898年にニューヨークに併合されるまで市だったことなどなど。
女性は出てこないけどね。

2.ジェイムズ・クロッペンバーグ著、 古矢旬、中野勝郎訳『オバマを読む――アメリカ政治思想の文脈』(岩波書店、2012年)

オバマは3つの歴史的展開の所産
①アメリカ・デモクラシー
②プラグマティズム哲学
③アメリカの大学キャンパスに起こった知的変動(1980-90年代の20年間)

3.Jennifer Bussey edit, Hate Crimes (Farmington Hills, MI: Greenhaven Press, 2007)
Hate Crimeとは、人種・民族・性的指向、宗教に基づく偏見に動機づけられた犯罪であるが、
これは1980年代以降に認識されるようになってきた、極めて「新しい」現象である。
いろんな立場の論客に意見を闘わせているch3が面白い。

4.高祖 岩三郎著『流体都市を構築せよ!―世界民衆都市ニューヨークの形成』(青土社、2007年)
私も貪欲に読書をしようという気にさせられる。

明日から2週間、調査でニューヨークに行ってきます。

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